社会福祉士に合格したら、どうしますか?
今の職場で社会福祉士として働きますか?
ここでは、合格後にある3つの道を紹介します。
精神保健福祉士等をめざす
社会福祉士の試験勉強をしていて、試験範囲が非常に広範囲であることは身をもってご存知でしょう。
なので、その勉強した知識が多くの資格に共通して活きます。
介護福祉士、公認心理師、保育士、ケアマネ等々、その中でも精神保健福祉士は、社会福祉士と似ていて、国家試験は「共通科目」で繋がっています。
社会福祉士に合格していれば、「共通科目」が免除され「専門科目」のみの受験で取得できますので、社会福祉士合格後に取得しやすい資格です。
精神保健福祉士に加えて介護福祉士や公認心理師についても、カリスマ会員の方には専門ブログへご案内していますので、三福祉士はまとめて取得できるようになっています。
カリスマ会員については以下のページの一番下で案内しています。
他にも、言語聴覚士、手話通訳士、要約筆記者の受験生も利用してくれているみたい。
社会福祉士会への入会
社会福祉士に合格した人の1~2割くらいは職能団体である社会福祉士会に入会します。
職能団体というのは、その職業に就いている人たちが集まって専門性の維持向上や待遇利益を保持するために作る団体だよ。日本医師会とか日本弁護士連合会とかは有名だね。
社会福祉士会は各都道府県にあるので、自分の住む都道府県で入会することになります。
入会してできることは以下の3つです。
認定社会福祉士・認定上級社会福祉士
社会福祉士会に入会すると、認定社会福祉士や認定上級社会福祉士になることができます。
ただし、認定社会福祉士になるには最低5年以上、認定上級社会福祉士になるには最低10年以上、研修や実務経験を積まなければならず、年会費や研修費も数十万円は必要です。
しかも、社会福祉士は国家資格ですが、認定社会福祉士も認定上級社会福祉士も国家資格ではなく、任意団体である「認定社会福祉士認証・認定機構」が認定するものです。
認定社会福祉士になることのメリットは、あまり多くありません。
詳しくは以下の記事で。
独立型社会福祉士の名簿登録
認定社会福祉士になれば、(細かな条件はありますが)独立型社会福祉士の名簿に登録することができます。
独立型社会福祉士の名簿に登録しなくても、社会福祉士として独立できますので、名簿に登録するメリットはほぼないように思いますが、詳しくは以下の記事で。
成年後見人名簿に登録
社会福祉士会に入会し、3年間の基礎研修をみっちりを受講し、その後、成年後見人材育成研修と名簿登録研修を受講すれば、社会福祉士として成年後見人になるための名簿に登録することができます。
登録まで4~5年以上はかかりますし、年会費や研修費も相当かかります。
まとめ
社会福祉士会に入会するメリットは3つ。
認定社会福祉士&認定上級社会福祉士、独立型社会福祉士の名簿登録、成年後見人名簿登録です。
上図にあるように、認定社会福祉士も独立型社会福祉士も成年後見も数年間の研修を受けなければならず、その間の研修費や年会費が高額な上、非常にハードルが高いにもかかわらず、達成した時のメリットが「名誉」と「自己満足」が中心です。
そして、忘れてはならないのが、苦労して取得した認定社会福祉士や成年後見の名簿登録も、社会福祉士会を退会すれば全て失われてしまうという点です。
つまり、いったん社会福祉士会に入会すれば、一生年会費を払い続けなければ、入会後に積み重ねてきた研修や資格が全て失われてしまうという、非情な仕組みになっているのです。
まずは、社会福祉士会に入会する前に、今後、年会費15,000円(都道府県によって異なる)を支払い続ける覚悟があるかを自問しましょう。
その覚悟が無い場合は、社会福祉士会への入会は立ち止まった方がよいでしょう。
実際、私の周りにも数年で退会する人が多く、退会したらそれまでの実績が水の泡ということを知らない人が多い。
カリスマ社会福祉士人材バンク
これまで見て来た「他資格ルート」と「社会福祉士会ルート」に加えて、私がぜひオススメしたいのは、カリスマ社会福祉士人材バンクへの登録です。
「他資格ルート」も「社会福祉士会ルート」も、これまでの受験勉強の延長線上にしかない受け身の自己研鑽ですが、私がオススメしたいのは、社会福祉士としてのあなたの活動を世に発信することです。
実は、カリスマ社会福祉士が社会福祉士に合格して取り組んできたことが、まさにこれ。
自身の受験体験から学習方法、そして社会福祉士としての活動まで、ブログやYouTubeを使って世に発信してきました。
それによって、人生が変わりました。
詳しくは以下のページで。
最後に
3つのルートを紹介してきましたが、それぞれ非情に険しい道なので、3つとも全部というわけにはいきません。
どれか1つ選びましょう。
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