【独立型社会福祉士】名簿登録が必要?認定社会福祉士になる必要がある?

社会福祉士に合格すると、社会福祉士事務所を立ち上げて独立開業できます。

弁護士や行政書士みたいに事務所を構えることができるんですね。

社会福祉士として独立する「独立型社会福祉士」になるためにはどうすればよいのでしょう。

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独立型社会福祉士になるための条件

独立型社会福祉士になるための条件は1つ、「社会福祉士であること」です。

社会福祉士は名称独占資格なので、社会福祉士でない者が社会福祉士を名乗ってはいけません。

社会福祉士国家試験に合格し、登録を済ませれば、独立開業できます。

「公益財団法人 日本社会福祉士会」では、「独立型社会福祉士名簿登録者一覧」を公表しています。

日本社会福祉士会は、社会福祉士で構成される職能団体です。

独立型社会福祉士として日本社会福祉士会の名簿に記載されるには以下の条件があります。

ただし、この名簿に登録されていなくても社会福祉士として独立開業できますので、以下のように社会福祉士会の会員でなくても、認定社会福祉士でなくても、かまいません。

<独立社会福祉士名簿登録条件>

  1. 都道府県社会福祉士会の会員である者
  2. 認定社会福祉士認証・認定機構により認定された「認定社会福祉士」である者
  3. 本会へ事業の届出をした者
  4. 本会独立型社会福祉士委員会主催の独立型社会福祉士に関する研修を修了した者
  5. 毎年の事業報告書の提出を確約した者
  6. 社会福祉士賠償責任保険等への加入を確約した者
  7. 独立型社会福祉士名簿の公開に同意した者

社会福祉士会の会員になると年会費などが必要なので出費が増えます。

また、認定社会福祉士になるには5年以上で総額10万円以上の費用がかかり、さらにその後も日本社会福祉士会の会員として登録し年会費を払い続けなければなりません。

独立型社会福祉士として日本社会福祉士会の名簿に登録されていないと社会福祉士として独立できないというわけではありませんが、登録されるといくつかのメリットがあります。

ホームページには以下のメリットが記載されています。

<独立型社会福祉士名簿登録のメリット>

  1. 社会的信用の確保
  2. 社会的認知の拡大
  3. 独立型社会福祉士へのアクセスの向上
  4. 独立型社会福祉士同士のネットワーク構築
  5. 社会福祉士養成課程における実習先
  6. 認定社会福祉士制度における実務経験の証明
  7. 独立型社会福祉士を対象した保険への加入
  8. 独立型社会福祉士全国実践研究集会への優先参加
  9. 名簿登録者を対象としたサポート詳細については現在検討中

あまりパッとしたメリットがないな。

独立型社会福祉士としての仕事

社会福祉士は名称独占資格ではありますが、業務独占資格ではありません。

なので社会福祉士としての仕事ってあまり多くはありません。

主なものを挙げてみます。

成年後見

成年後見人になると1件当たり2万円程度の収入が見込めます。

10人の成年後見人になれば月20万円です。

ただし、社会福祉士として成年後見人になるには、以下の流れで4~5年はかかります。

①社会福祉士として登録後、都道府県社会福祉士会に入会
②日本社会福祉士会「基礎課程(基礎研修Ⅰ〜Ⅲ)」修了
③都道府県社会福祉士会「成年後見人養成研修」受講
④権利擁護センター「ぱあとなあ」への登録

基礎研修1→基礎研修2→基礎研修3→養成研修と受講する必要がありますが、毎年1つずつ受講する必要があるため4年以上かかります。

研修修了後、晴れて「ぱあとなあ」の成年後見人等候補者名簿に登録されてもすぐに仕事がくるとは限りません。

登録までに必要な総費用(研修受講費、年会費など)は5万円以上です。さらに登録後も社会福祉士会に入会し続けなければならないので、毎年の年会費が継続して必要です。

ケアマネ&相談支援専門員

居宅介護支援事業所の委託を受けてのケアマネージャー業務や、障害福祉の相談支援専門員としての業務があります。

例えば独立するまでに勤めていた地域包括支援センターでのコネクションから仕事を得るなど、ある程度の実務経験から培ってきたコネクションがあれば順調にいく可能性が高まります。

事業のコンサルテーション

福祉関係の事業所で経験を積むと、事業の立ち上げや経営のノウハウが蓄積されてきます。

そのような経験を生かして、福祉事業所を立ち上げようとしている人や運営をしている人に対してのコンサル業務があります。

カリスマ社会福祉士
カリスマ社会福祉士

このブログは社会福祉士受験生のための内容ばかりなのに、なぜか事業立ち上げの相談をいただくことが時々あるよ。全て無料で相談に乗ってるけど、コンサル費用をいただけば事業の柱のひとつになるかも。

講師&講演

福祉系専門学校や予備校の講師、講演活動等も事業の柱になりえます。

カリスマ社会福祉士
カリスマ社会福祉士

カリスマにも講演依頼が来るけど、コロナ禍で自粛中。
ごめんなさいm(__)m

ブログやYouTubeで発信

独立型社会福祉士になりたい人にぜひオススメしたいのが、インターネットでの発信です。

独立開業するに当たって仕事を得るためには、まずはお店を構えることが重要なのに見落としがちです。

そのお店としてホームページやブログを開設することをぜひオススメします。

カリスマ社会福祉士のブログのようなネット上のお店を構えれば、様々な方面から仕事が舞い込んできます。

想定外の仕事なのでほぼ全てを無料で受けていますが、費用をいただけばしっかりとした事業になるようなものも多いです。

まとめ

社会福祉士として独立するためには、まずは社会福祉士として雇われながら経験を積み、

SNSなどを利用してインターネットによる発信を(副業として)行っていくことをお勧めします。

発信の方法はいくつかありますが、カリスマのようにYouTube&ブログ&Twitterの合わせ技でやっていく形はお勧めです。

その他、発信内容によってFacebook、LINE公式アカウント、インスタグラム、メルマガなども。

ネット上である程度のインフルエンサーになれたら、独立のタイミングは近いです。

ホームページやブログを立ち上げたいという方は、カリスマが無料で指導します。

ただし、サブドメインのプレゼントは数に限りがあるので、無くなれば締め切ります。

独立型社会福祉士は初期投資が必要ないので、事業が失敗したからといって借金を抱えるとか、ありません。やっていけなくなったら、また社会福祉士として就職すればいいのです。社会福祉士ならいくらでも就職先はあります、がんばって!

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