<出版のお知らせ>

カリスマ渾身の一冊、ついに完成!
受験生に大人気の福祉年表付き、この1冊に福祉の全てが詰まっています。

カリスマ渾身の一冊

【プログラム評価】ドナベディアンモデル

福祉サービスの立案に不可欠なニーズ推計と、その検証のためのプログラム評価を学びます。近年の福祉業界ではますます「支援の質」が求められるようになってきました。医療業界ではドナベディアンモデルという質を評価するモデルが用いられ、それが福祉でも採用されるようになってきました。

スポンサーリンク

プログラム評価

プログラム評価とは、社会課題の解決などを目的とした取組み(プログラム)の有効性や成果を、社会調査の手法を用いて体系的に評価することです。

評価の次元は、投入(input)、過程(process)、産出(output)、成果(outcome)、効率性(efficiency)の5つです。

プログラム評価

ロッシ(Rossi, P.H.)は、プログラム評価が①プログラムのニーズ評価、②プログラムのデザインとセオリー評価、③プログラムのプロセスと実施の評価、④プログラムのアウトカム/インパクト評価、⑤プログラムのコストと効率の評価の5段階で構成されるとしています。

プログラム評価内容
⑥ニーズ評価プログラム対象者のニーズを評価
⑦セオリー評価目的と活動の論理整合性を評価
⑧プロセス評価事前に計画された内容どおりに実施されたかを評価
⑨アウトカム/インパクト評価アウトプットがアウトカムにもたらした効果を評価
⑩効率性評価費用対効果を評価

効率性評価やインパクト評価は成果を評価する総括的評価に含まれ、ニーズ評価やセオリー評価やプロセス評価は過程を評価する形成的評価に含まれます。

プログラム評価

ドナベディアン・モデル

ドナベディアンモデルは、医療の質を「ストラクチャー(構造)」「プロセス(過程)」「アウトカム(結果)」という3つの要素から評価するモデルです。

1980年にアメリカのドナベディアン(Avedis Donabedian)が提唱しました。

カリスマくん
カリスマくん

現在は医療だけでなく、福祉などの分野でも用いられるよ。

ストラクチャー(構造)

ストラクチャーとは、医療を提供する際に「どういった状態で提供されたのか」という前提条件のことです。

例えば、設備や環境はどうであったか、医師1人で患者何人を診ていたか等、物的資源、人的資源、組織体制なども含まれます。

プロセス(過程)

プロセスとは、診断や治療、リハビリなど「医療がどのように提供されたか」という過程のことです。

アウトカム(結果)

アウトカムとは、「結果としてどうなったのか」ということです。

ニーズ推計

プログラム評価と並んで、福祉サービスの立案に不可欠なニーズ推計は、ニーズを一定の基準で分類し、その類型ごとに出現率の推計等を行い、それに対応するサービスの種類や必要量を算出する手法です。

例えば、市町村が3年ごとに策定する介護保険事業計画では、ニーズ推計によって介護サービス利用の見込み量を算定し、保険料を算出します。

カリスマくん
カリスマくん

ニーズ推計による福祉サービスの立案と同時に、プログラム評価におけるサービスの効果を計測するための指標が設定されるよ。だからニーズ推計とプログラム評価はセットなんだ。

ニーズ推計の例として介護保険事業計画に関する過去問を見てみましょう。

第33回 問題47

事例を読んで、介護保険事業計画に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

〔事 例〕
P県Q市の介護保険課に勤めるEさんは、次期Q市介護保険事業計画を策定するための担当者に任命されたので、法令上遵守すべき点を確認した。
1 介護保険事業計画を通して算定される介護保険料の伸び率を3%以内に抑えるため、介護サービス全体の見込量を勘案して、Q市の計画を策定するよう努めなければならない。
2 被保険者全体の意向を踏まえる必要があるので、20代の若者の意見を反映させるために必要な措置を講じなければならない。
3 Q市の計画に盛り込む各年度における地域支援事業の量の見込みについては、P県に計画策定前に意見を聴かなければならない。
4 Q市の計画には、介護予防・日常生活支援総合事業に関する市町村相互間の連絡調整を行う事業に関する事項を盛り込まなければならない。
5 計画期間が終了後、Q市では市町村介護保険事業計画の実績に関する評価を実施するよう努めなければならない。

1 介護保険事業計画を通して算定される介護保険料の伸び率を3%以内に抑えるため、介護サービス全体の見込量を勘案して、Q市の計画を策定するよう努めなければならない。
誤りです。ニーズ推計による介護サービス全体の見込量を勘案して、当該市町村の保険料率が算定されます。

2 被保険者全体の意向を踏まえる必要があるので、20代の若者の意見を反映させるために必要な措置を講じなければならない。
誤りです。20代の若者は介護保険の被保険者ではありません。

3 Q市の計画に盛り込む各年度における地域支援事業の量の見込みについては、P県に計画策定前に意見を聴かなければならない。
これが正解です。

4 Q市の計画には、介護予防・日常生活支援総合事業に関する市町村相互間の連絡調整を行う事業に関する事項を盛り込まなければならない。
誤りです。これは都道府県介護保険事業支援計画に定めるよう努める内容です。

5 計画期間が終了後、Q市では市町村介護保険事業計画の実績に関する評価を実施するよう努めなければならない。
誤りです。実績評価は努力義務ではなく義務です。

行政機関の政策評価

行政機関の政策評価は、政策評価法(行政機関が行う政策の評価に関する法律)に基づいて実施されます。

目的

第1条 この法律は、行政機関が行う政策の評価に関する基本的事項等を定めることにより、政策の評価の客観的かつ厳格な実施を推進しその結果の政策への適切な反映を図るとともに、政策の評価に関する情報を公表し、もって効果的かつ効率的な行政の推進に資するとともに、政府の有するその諸活動について国民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。

行政機関

政策評価の対象となる行政機関は、すべての中央省庁(内閣府、各省庁、公害等調整委員会、原子力規制委員会など)です。

カリスマくん
カリスマくん

地方公共団体は含まれないね。

評価基準

第3条 行政機関は、その所掌に係る政策について、適時に、その政策効果を把握し、これを基礎として、必要性、効率性又は有効性の観点その他当該政策の特性に応じて必要な観点から、自ら評価するとともに、その評価の結果を当該政策に適切に反映させなければならない。
2 政策評価は、その客観的かつ厳格な実施の確保を図るため、次に掲げるところにより、行われなければならない。
一 政策効果は、政策の特性に応じた合理的な手法を用い、できる限り定量的に把握すること。
二 政策の特性に応じて学識経験を有する者の知見の活用を図ること。

上記の規定のほか、2005年に閣議決定された「政策評価に関する基本方針」では、事業評価方式、実績評価方式、総合評価方式、これらの主要な要素を組み合わせた一貫した仕組みなど、適切な方式を用いるとされています。

さいごに

近年の福祉は「質の評価」に重点が置かれ、それによって診療報酬や介護報酬の報酬単価が変わる仕組みになってきています。

サービスを提供する事業所が利用者に選ばれて生き残るためには、質を追求していかなくてはなりません。

カリスマくん
カリスマくん

「障害児の学童」と呼ばれる「放課後等デイサービス」では、株式会社の大量参入以降、質の悪いサービスが提供される事業所が増えたことが問題になってたね。

過去問

第34回 問題41

事例を読んで、N市社会福祉協議会の職員であるC社会福祉士が企画したプログラム評価の設計に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
N
市社会福祉協議会は、当該年度の事業目標に「認知症の人に優しいまちづくり」を掲げ、その活動プログラムの一つとして認知症の人やその家族が、地域住民、専門職と相互に情報を共有し、お互いを理解し合うことを目指して、誰もが参加でき、集う場である「認知症カフェ」の取組を推進してきた。そこで、C社会福祉士は、プログラム評価の枠組みに基づいて認知症カフェの有効性を体系的に検証することにした。
1 認知症カフェに参加した地域住民が、認知症に対する理解を高めたかについて検証するため、ニーズ評価を実施する。
2 認知症カフェの取組に支出された補助金が、十分な成果を上げたかについて検証するため、セオリー評価を実施する。
3 認知症カフェが、事前に計画された内容どおりに実施されたかを検証するため、プロセス評価を実施する。
4 認知症カフェに参加する認知症の人とその家族が、認知症カフェに求めていることを検証するため、アウトカム評価を実施する。
5 認知症カフェが、目的を達成するプログラムとして適切に設計されていたかを検証するため、効率性評価を実施する。

1 認知症カフェに参加した地域住民が、認知症に対する理解を高めたかについて検証するため、ニーズ評価を実施する。
誤りです。これはニーズ評価ではなく、アウトカム評価が適しています。

2 認知症カフェの取組に支出された補助金が、十分な成果を上げたかについて検証するため、セオリー評価を実施する。
誤りです。これはセオリー評価ではなく、効率性評価が適しています。

3 認知症カフェが、事前に計画された内容どおりに実施されたかを検証するため、プロセス評価を実施する。
これが正解です。これがプロセス評価です。

4 認知症カフェに参加する認知症の人とその家族が、認知症カフェに求めていることを検証するため、アウトカム評価を実施する。
誤りです。これはアウトカム評価ではなく、ニーズ評価が適しています。

5 認知症カフェが、目的を達成するプログラムとして適切に設計されていたかを検証するため、効率性評価を実施する。
誤りです。これは効率性評価ではなく、セオリー評価が適しています。

第31回 問題123

ドナベディアンによるヘルスケアの質を評価するための3つのアプローチの1つである「構造(ストラクチャー)」の要素に該当するものとして、正しいものを2つ選びなさい。
1 設備、備品などの物的資源
2 リハビリテーションや予防活動
3 健康状態や健康行動等における改善
4 専門職者などの人的資源
5 診断、処方などの医療行為

1 設備、備品などの物的資源
正しいです。ストラクチャの要素です。

2 リハビリテーションや予防活動
これはプロセスの要素です。

3 健康状態や健康行動等における改善
これはアウトカムの要素です。

4 専門職者などの人的資源
正しいです。ストラクチャの要素です。

5 診断、処方などの医療行為
これはプロセスの要素です。

第32回 問題41

事例を読んで、N市社会福祉協議会の福祉活動専門員(社会福祉士)が行ったアウトカム評価として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
N市では、近年ひきこもりに関する相談が増加する一方、具体的な支援活動が市内に不足していることが課題となっていた。
そのため、ひきこもりの人やその家族に対する支援活動の拡大を目的として、N市社会福祉協議会が行政の補助金を得て、計6回の講義・見学等からなるひきこもりサポーターの養成研修を企画・実施することになった。
初めての取組であることから、行政からプログラム評価の枠組みを用いて、研修のアウトカム評価を行うことが求められた。

1 ひきこもりに関する理解度を測る調査票を作成し、養成研修受講前の受講者の理解度を計測する。
2 養成研修終了後に、支援活動に取り組み始めた受講者の人数とその活動内容を把握する。
3 養成研修の実施回数及び内容が、当初企画したとおりに実施されているかを確認する。
4 養成研修終了後に、N市の市民を対象としたアンケート調査により、ひきこもりに関する市民の意識を把握する。
5 養成研修終了後に、N市内でひきこもり状態から就業に至った人数を把握し、就業による経済効果と補助金額との差を計測する。

1 ひきこもりに関する理解度を測る調査票を作成し、養成研修受講前の受講者の理解度を計測する。
誤りです。受講前の理解度を計測しても、アウトカム(結果)評価にはなりません。

2 養成研修終了後に、支援活動に取り組み始めた受講者の人数とその活動内容を把握する。
これが正解です。受講によってどのような結果(変化)が得られたのかがわかります。

3 養成研修の実施回数及び内容が、当初企画したとおりに実施されているかを確認する。
誤りです。これはプロセス評価です。

4 養成研修終了後に、N市の市民を対象としたアンケート調査により、ひきこもりに関する市民の意識を把握する。
誤りです。養成研修受講者ではなく市民の意識を調査してもアウトカム評価にはなりません。

5 養成研修終了後に、N市内でひきこもり状態から就業に至った人数を把握し、就業による経済効果と補助金額との差を計測する。
誤りです。これは効率性評価です。

第30回 問題29

福祉サービスのプログラム評価の方法に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1 サービスを提供する群と提供しない群に分けて比較する評価は行われない。
2 評価者は、評価指標の策定に当たり、利害関係者と協議してはならない。
3 評価の次元は、投入、過程、産出、成果、効率性である。
4 プログラムの効率性は、産出された物やサービスの量のことである。
5 科学的な評価研究の結果を、実際のプログラム運営管理に活用してはならない。

1 サービスを提供する群と提供しない群に分けて比較する評価は行われない。
誤りです。このような評価手法として集団比較実験計画法などがあります。

2 評価者は、評価指標の策定に当たり、利害関係者と協議してはならない。
誤りです。そのようなことはありません。

3 評価の次元は、投入、過程、産出、成果、効率性である。
これが正解です。

4 プログラムの効率性は、産出された物やサービスの量のことである。
誤りです。これはプログラムの効率性ではなく産出性の説明です。

5 科学的な評価研究の結果を、実際のプログラム運営管理に活用してはならない。
誤りです。そのようなことはありません。

第33回 問題41

福祉サービスの立案及び評価に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 パブリックコメントとは、利害関係者や学識経験者を集めて意見を聴き、予算や法律・規則の制定を行う手法のことである。
2 ニーズ推計とは、ニーズを一定の基準で分類し、その類型ごとに出現率の推計等を行い、それに対応するサービスの種類や必要量を算出する手法である。
3 福祉サービス第三者評価事業における第三者評価とは、利用者の家族等によって行われる評価のことである。
4 福祉サービスのアウトカム評価とは、福祉サービスが適切な手順と内容で利用者に提供されているかに着目する評価である。
5 プログラム評価の枠組みでは、サービスの効果を計測するための指標の設定は基本的にサービスの実施後に行われる。

1 パブリックコメントとは、利害関係者や学識経験者を集めて意見を聴き、予算や法律・規則の制定を行う手法のことである。
誤りです。パブリックコメントは、利害関係者や学識経験者を集めるのではなく、国民や地域住民から広く意見を求めるものです。

2 ニーズ推計とは、ニーズを一定の基準で分類し、その類型ごとに出現率の推計等を行い、それに対応するサービスの種類や必要量を算出する手法である。
これが正解です。

3 福祉サービス第三者評価事業における第三者評価とは、利用者の家族等によって行われる評価のことである。
誤りです。第三者評価は、利用者の家族等ではなく、事業者や利用者以外の第三者機関が行います。

4 福祉サービスのアウトカム評価とは、福祉サービスが適切な手順と内容で利用者に提供されているかに着目する評価である。
誤りです。これはプロセス評価です。

5 プログラム評価の枠組みでは、サービスの効果を計測するための指標の設定は基本的にサービスの実施後に行われる。
誤りです。プログラム評価におけるサービスの効果を計測するための指標の設定は、サービスの立案と同時に行われます。

第37回 問題46

事例を読んで、A市社会福祉協議会が開催したボランティア養成講座の評価に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
A市社会福祉協議会では、数年間にわたり民間企業との連携によるボランティア活動の活性化を目的として、地域住民向けのボランティア養成講座を開催してきた。ボランティア養成講座は、地元企業や地域住民からの寄付金で運営されており、開催目的に即した効果が得られているかを検証するため、B社会福祉士は、プログラム評価を実施することにした。
1 講座の内容が、計画どおりに実施されたかを検証するために、効率性評価を実施する。
2 講座を開催したことにより民間企業との連携によるボランティア活動が活性化しているかどうかを調べるため、アウトカム評価を行う。
3 講座の運営のために用いた寄付金が結果的に効果的・効率的に執行されたかを明らかにするため、プロセス評価を実施する。
4 講座のカリキュラム内容が、開催目的と見合った内容であったかを検証するため、インパクト評価を実施する。
5 ボランティア活動に対する地域住民の意向を明らかにするために、セオリー評価を行う。

1 講座の内容が、計画どおりに実施されたかを検証するために、効率性評価を実施する。
誤りです。これはプロセス評価です。

2 講座を開催したことにより民間企業との連携によるボランティア活動が活性化しているかどうかを調べるため、アウトカム評価を行う。
これが正解です。

3 講座の運営のために用いた寄付金が結果的に効果的・効率的に執行されたかを明らかにするため、プロセス評価を実施する。
誤りです。これは効率性評価です。

4 講座のカリキュラム内容が、開催目的と見合った内容であったかを検証するため、インパクト評価を実施する。
誤りです。これはセオリー評価です。

5 ボランティア活動に対する地域住民の意向を明らかにするために、セオリー評価を行う。
誤りです。これはインパクト評価です。

第38回 問題23

「ロッシ(Rossi, P.H.)ら」による福祉サービスのプログラム評価における「成果」(アウトカム)の例として、次のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 サービスの利用者数
2 サービスの費用対効果
3 サービスの実施計画と実施された内容との適合性
4 サービスを受けた人々の生活の質(QOL)の向上
5 サービスの予算額
(注) 「ロッシ(Rossi, P.H.)ら」とは、ロッシ(Rossi, P.H.)、フリーマン(Freeman, H.E.)、リプセィ(Lipsey, M.W.)のことである。

評価の次元は、投入(input)、過程(process)、産出(output)、成果(outcome)、効率性(efficiency)の5つです。

1 サービスの利用者数 これはアウトプットです。
2 サービスの費用対効果 これは効率性です。
3 サービスの実施計画と実施された内容との適合性 これはプロセスです。
4 サービスを受けた人々の生活の質(QOL)の向上 これが正解、アウトカムです。
5 サービスの予算額 これはインプットです。

第33回 問題29

「政策評価法」に基づく行政機関の政策評価に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 政策評価の実施に当たり、利害関係者の参加を義務づけている。
2 政策評価の基準として、必要性よりも効率性が重視される。
3 政策評価の方法は、自己評価、利用者評価、プロセス評価により行われる。
4 政策評価の対象となる行政機関は、地方公共団体である。
5 政策評価の目的は、効果的・効率的な行政の推進及び国民への説明責任を全うされるようにすることである。
(注) 「政策評価法」とは、「行政機関が行う政策の評価に関する法律」のことである。

1 政策評価の実施に当たり、利害関係者の参加を義務づけている。
誤りです。利害関係者の参加の規定はありません。

2 政策評価の基準として、必要性よりも効率性が重視される。
誤りです。「必要性、効率性又は有効性の観点その他当該政策の特性に応じて必要な観点から、自ら評価する」と規定されていますので、必要性よりも効率性が重視されるわけではありません。

3 政策評価の方法は、自己評価、利用者評価、プロセス評価により行われる。
誤りです。「必要性、効率性又は有効性の観点その他当該政策の特性に応じて必要な観点から、自ら評価する」と規定されていますので、自己評価は正しいですが、利用者評価とプロセス評価は規定されていません。

4 政策評価の対象となる行政機関は、地方公共団体である。
誤りです。政策評価の対象となる行政機関は中央省庁であり、地方公共団体は含まれません。

5 政策評価の目的は、効果的・効率的な行政の推進及び国民への説明責任を全うされるようにすることである。
これが正解です。

次の記事

次は、ソーシャルワークの効果測定について。

ソーシャルワークの効果測定
ソーシャルワークの評価はワーカーの主観的判断によるところが大きかったのですが、近年、援助の質を評価し報酬に反映させるなどの方向性が顕著になり、ソーシャルワークの効果測定によってサービスの有効性をエビデンスを持って知ることが重要になってきまし...

コメント

タイトルとURLをコピーしました