【社会福祉士国家試験】合格までにかかる費用(学費と受験料)、合格後にかかる費用(登録料)

社会福祉士の国家資格を取得するまで、いったいいくらくらいの費用がかかるのでしょう。
受験資格のない人が養成校に通って資格を取得するまで、私の体験でご紹介します。

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全費用

養成校の学費が最も大きな割合を占めます。

実習が免除されなければ、追加で10万円以上かかります。

養成校関係

入学審査費用:3,000円
学費:210,000円→147,000円(教育訓練給付金として70%還付)
交通費(スクーリング):6,000円
印刷代:1,000円

学習関係

過去問題集1冊:3,500円
予想問題集1冊:3,500円

受験・登録関係

受験料:15,440円
印紙代:15,000円
登録料:4,050円
振込手数料:1,000円
送料:1,000円
交通費(受験会場):1,000円

その他

交通費(ハローワーク):5,000円

合計で約20万円ちょっとです。

ただし、私の場合は、実習免除、試験一発合格、模擬試験なし、講習受講なし等、最も安いケースでの金額だと思ってください。

一般の人は模擬試験など受けられるでしょうし、大手予備校の夏期講習などを受講される方もいると思います。

養成校のスクーリング参加のために遠方から参加されて宿泊費がかかる場合もあるでしょう。
なので、一般的には30万円くらいと考えておかれた方が良いと思います。

費用を安く抑えるポイントは、養成校卒業後、一発で試験に合格することです。

これには2つの意味があって、一発合格しなければさらに1年間の学習期間が必要で余分な費用がかかること、そして教育訓練給付金が20%上乗せされるという点が大きいです。

通常、教育訓練給付金制度では学費の50%が返金されるのですが、試験に一発合格すればさらに20%上乗せされるんです(2020年現在)。

惜しんではいけない経費

過去問と予想問題集は必要経費として購入したいですが、当ブログの各記事の最後に過去問が付いていますので、全100記事をしっかり読んでいただければ過去問を購入する必要はありません。

試験1カ月前くらいにリリースする予想問題集をダウンロードして学習していただければ合格にさらに近づきます。

合格後にかかる費用

それにしても受験料は高いなぁと思うのですが、それよりも合格した後の登録料という費用が発生することに驚きました。

そういえば介護福祉士に合格したときもあったような・・・。

介護福祉士の時は合格した喜びが大きくて、まあいいかと諦めて払った記憶が蘇りました。

社会福祉士の場合、合格後の登録にかかる費用は、上に書きましたが、印紙代、登録料、送料などを合わせて、2万円程です。

私も社会福祉士になりたかったので、2万円払いました。

せっかくなので、この「合格後の登録」に関連する過去問を見てみましょう。

過去問

第29回 問題91

社会福祉士及び介護福祉士法に規定されている社会福祉士に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1  社会福祉士の名称使用は、登録後でなければならない。
2  業務を行うに当たっては、クライエントの主治医の指導を受けなければならない。
3  専門性の維持・向上を目的として、資格更新研修を受けなければならない。
4  所属する勤務先の立場を優先して業務を行わなければならない。
5  資質向上の責務として、相談援助に関わる後継者の教育指導に努めなければならない。

国家試験に合格しても登録しないと社会福祉士を名乗れませんよーと警告されているように思えます。おそらく合格しても登録しない人が毎年一定数いるからこんな問題を敢えて作ったのではないかと思います。選択肢1が正解です。

次は、カリスマ社会福祉士が社会福祉士国家試験の受験資格を取得して合格するまでの2年間の体験記を以下で読んでみてください。

【働きながら社会福祉士をめざす人へ】厳しかった2年間の体験記
受験資格取得から合格までの道程働きながら社会福祉士の国家資格取得を目指す方は、養成校で所定の単位を取得して卒業し、国家試験の受験資格を得てからその年の国家試験に合格するという流れになると思います。働きながら養成校を卒業し国...

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