「士」「師」「司」の使い分け、「司」は4職種のみ

医師、看護師、調理師は「師」、理学療法士、社会福祉士、栄養士は「士」、この違いってなんでしょう。

さらに児童福祉司という「司」も?!

臨床心理士は「士」、公認心理師は「師」、この違いは難しいね・・・

「士」

「士」はもともと、「成年男子」「侍」などの意味で使われていて、例として武士や紳士、代議士などがあります。

その後、「学問や教養のある人」という意味に派生し、社会福祉士や介護福祉士、弁護士、司法書士、栄養士などの資格の名称に使用されています。

「師」

「師」はもともと、「軍隊」「多くの人」などの意味で使われていて、「師団」というと軍の部隊のことを指します。

カリスマ社会福祉士
カリスマ社会福祉士

カリスマ社会福祉士おすすめのマンガ「HUNTER×HUNTER」のキメラアント編で、師団長というのが出てきたな。知らない人はスルー。

その後、「教え導く者」という意味に派生し、伝道師や宣教師、牧師、講師、詐欺師などと使われ、医師や看護師、薬剤師、調理師、美容師などの資格の名称に使われています。

「司」

「司」はもともと「役人、役所」などの意味で使われ、郡司や祭司などと使われていました。

それが現在では役所に勤める以下の4職種に用いられています。

これらは資格ではなく、その役所に勤める職名です。
児童福祉司は児童相談所、身体障害者福祉司は身体障害者更生相談所、知的障害者福祉司は知的障害者更生相談所に勤める地方公務員です。
保護司は保護観察所に勤める非常勤の国家公務員です。

まとめ

「士」と「師」は多くの職種(資格)に使われており、実際のところ使い分けはややこしいです。

調理師は「師」だけど栄養士は「士」とか・・・。

医師や看護師、保健師、薬剤師などの医療系は「師」が多い印象ですね。

「司」については「役所」の意味から、役所に勤める公務員4職種(児童福祉司、身体障害者福祉司、知的障害者福祉司、保護司)にのみ使われていて、これらは資格ではありません。

「し」元々の意味派生した意味
成人男子学問や教養のある人社会福祉士、理学療法士、言語聴覚士など
軍、多くの人教え導く者宣教師、教師、医師、看護師、薬剤師、保健師など
役人、役所役人、役所児童福祉司、身体障害者福祉司、知的障害者福祉司、保護司

コメント

  1. MK より:

    先日さらっと書き込んだ疑問に、
    まさかこんな風にご回答頂けるとは…
    感激しています!
    決め細やかなフォロー、
    本当にありがとうございます。

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