「人間の本質」まとめ

人間の本質まとめ まとめ記事
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社会福祉士に必要な知識として、人間の性格や欲求、行動パターンなどを理解しておく必要があります。

人間は、ホントに捉えどころのない生き物で、賢い人が様々な理論を提唱していますが、それでも良く分かりません。

それでも、分からないなりに体系立てて学習すると、少し見えてくるものもあります。

人間の行動を決めているのは、「欲求」「性格」「学習」「適応規制」「集団心理」の5つです。

[人間の欲求]マズローの欲求段階説

人間の欲求には、際限がありません。

「あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しい」by ブルーハーツ

その欲求を追求したのがマズローで、欲求段階説にまとまっています。

マズローによると、人間は、食欲や性欲、睡眠欲などの生理的欲求が最下層にあって、それから安全の欲求、社会的欲求(所属と愛の欲求)、尊厳の欲求、自己実現の欲求と5層構造になっているという理論です。

これらの欲求は、人間として自然なものと考えられていますし、そのような欲求があったからといって批判されることはありません。

しかし、仮に最下層の生理的欲求であっても、度が過ぎると欲求から欲望に変わってしまいます。

食欲でも度が過ぎると卑しいだけです。

下の記事は、このサイトの親サイトに投稿している記事の1つです。

社会福祉士国家試験対策としては、マズローの欲求段階説の5段階を覚えるだけで十分ですので、5段階の順番をしっかり覚えてください。

マズローの欲求段階説から「お金がほしい」を考える
人間として欲が生まれるのは自然なことと考えるか、卑しいことと考えるか、これは大きな命題だと思います。過剰な欲求は「欲望」に変わります。 根源的欲求である「食欲」でも、度が過ぎると卑しくなります。 我々は太っている人をみて無意識のうちに「過剰な食欲」=「欲望」を抑えられない卑しい奴だと考えてしまっています。

[人間の性格]パーソナリティ理論

人間には、内向的、外交的、神経質、協調的など、様々な性格の人がいます。

つまり人間の行動を決めているのは、「欲求」だけではなく、その欲求を捉える「性格」もその1つです。

その人間の性格というものを学問的に理解しようとしたのがパーソナリティ理論です。
パーソナリティ理論では、類型論と特性論に分けて覚えましょう。

「パーソナリティ(性格)理論」類型論と特性論を区別して覚えよ
2種類の性格理論人間の性格を捉える理論には「類型論」と「特性論」という2種類あります。類型論は性格をいくつかのカテゴリに分け、そのカテゴリのどれに属するのかを考える理論です。例えば単純に血液型で性格を当てはめていくのも類型...

[動機づけ]オペラント条件づけ

人間の行動は欲求に基づいて動機づけが行われますが、そのような動機づけを意図的に起こす方法がオペラント条件づけです。

簡単な例では、「1000円あげるからお手伝いして」と母親に言われてお手伝いをする子供のようなことです。

レスポンデント条件づけと区別して覚えましょう。

「オペラント条件づけ」と「レスポンデント条件づけ」
レスポンデント条件づけ「レスポンデント条件づけ」はある刺激に対して無意識に起こる不随意反応のことです。パブロフの犬の実験が有名ですが、人間でも例えば交通事故に遭った人が車のエンジン音を聞くだけでビクッとするとか、このような...

適応機制(防衛機制)

先程の動機づけでもそうですが、外部から何かインプットがあったとき、それに対して何か反応を起こします。

オペラント条件づけでは人間の欲求を掻き立てるインプットでしたが、例えばストレスなどがインプットとして入ってくると人間は適応機制と呼ばれる様々な防衛反応を起こします。

適応機制には抑圧、昇華、代償、補償など様々な種類がありますので、1つ1つ例を確認しながら覚えてください。

適応機制とコーピング
我々は日々生きる中で様々なストレスを受けています。暑い、寒い、体調が悪い、仕事や人間関係によるストレスなど、24時間ストレスを受け続けているといっても過言ではありません。そのようなストレスは太古の昔から人類が対処してきたが...

集団による行動パターン

上で見てきた人間の行動は全て個人に焦点を当てたものでした。

しかし人間は集団になると行動パターンが変わります。

個人ではありえなかった行動を、集団になると取ってしまうこともあります。

その集団化による影響は、良い方向にも悪い方向にも表れます。

人が集団になると「社会的ジレンマ」が起こる
ここでは集団の種類、集団に関する理論とそれを提唱した人、そして、人間が集団になるとどのような現象が起こるのか、押さえていきましょう。集団の種類基礎集団基礎集団とは、自生的な集団(家族など)のことです。機能集...

役割

人間は日々、役割を演じて生きています。

マズローの欲求階層説の最上部にある自己実現の欲求とも関連しますが、例えば私なら職場では社会福祉士としての役割、家庭では父親としての役割などなど。

人間は社会という集団のなかで役割を演じて生きているのです。
そのような役割についての理論です。

役割期待と役割距離、みんな役割を演じて生きている
人間は日々、役割を演じて生きています。学生、先生、母親、政治家、会社員、百姓などなど、その立場や地位にふさわしい行動や言動を行うようプログラミングされている機械のようです。ある日、平社員が社長に昇格したらその立場に立った行...

知覚

人間は日々生きていく中で、外界から様々な情報や刺激がインプットされていきます。
五感で受け取ったインプットを脳で処理して、それがオペラント条件づけになったり、適応機制として働いたりするわけです。

そのインプットは、脳というフィルターを通して知覚されますから、人間に都合のよい情報に変換されることもあります。

そのような人間の知覚の仕組みを見てみましょう。

知覚
人間は、目や耳などの感覚器官で外部からの刺激を感じ、それを脳で知覚します。実際に入ってきた外部からの刺激を脳というフィルターを通して知覚するので、人間に都合よく認識されたり補完されたりする例があります。そのような例を見ていきましょう。...

記憶

知覚と並んで重要なのが人間の記憶の仕組みです。
長期記憶と短期記憶の大きな分類のなかで、1つ1つ記憶の種類を覚えましょう。

意味記憶、エピソード記憶、手続き記憶、作動記憶(ワーキングメモリ)
記憶は大きく分類すると長期記憶と短期記憶があります。短期記憶短期記憶は文字通り短期間、短時間だけの記憶で、テストの直前に数分だけ覚えるために記憶に留めたりというのも短期記憶です。感覚記憶視覚や聴覚などによる...
「時事問題」まとめ
毎年、内容が更新されていく時事的分野は、数字を覚える必要があるものが多いのでややこしいですが、最新の数値を覚える必要はなく、ザックリとした値と傾向を覚えておけば問題ありません。ポイントとなる数値は以下の通りですが、これだけでは得点...
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